本日11月15日(土)は、全校授業日として、PTA役員をはじめ地域諸団体の皆様のご協力のもと、本校の特色ある教育活動である「地域と一体となった学校行事」を実施しました。

1年生は「曳山文化教室(第2講)」として、曳山祭の「くじ取り式体験」「裸参り体験」を、曳山伝承委員会・若衆会・長浜八幡宮・PTA役員の皆様のご協力のもと、行いました。例年は曳山博物館をお借りしていましたが、今年は都合により、祭のもとである長浜八幡宮にて体験活動をさせていただきました。秋晴れに恵まれ、地域の伝統文化について貴重な学びの場となりました。

伝承委員会の皆様に昨日ご指導いただいたことを受け、各クラスの筆頭役・警護人役・くじ取り役の人は、緊張した中にもしっかりと責任を果たすことができました。

裸参り体験では、ちょうちんを手に、「よいさ」「よいさ」と迫力のあるかけ声のもと、八幡宮周辺を歩きながら、祭のムードを実感することになりました。

2年生は、自衛隊・長浜消防署の皆様のご指導により防災学習として、「応急担架」「ロープワーク」「地震体験」「AED体験」を行いました。災害発生時の対処法など、身近で災害が発生する可能性が高くなっている中、大変具体的で有効な学びとなりました。

3年生はクラスごとに、長浜市社会福祉協議会の皆様のご指導のもと、各教室で「避難所運営ゲーム」を行いました。これは、避難所運営について知恵を出し合いながら考えるという疑似体験で、すべての命を守ることを優先にしながら、病気やけがの人、高齢者・子供をどのように守っていくのか、食事やトイレなど、どのように支援してくのか考えさせられました。

各学年の体験学習は、PTA役員の皆様、地域諸団体の皆様のご支援とご協力のおかげで実施し、生徒にとって貴重な経験をすることができました。地域と一体となった西中ならではの取り組み、と実感した日でした。お世話になった関係の皆様、改めて感謝申しあげます。本当にありがとうございました。