本日6校時、地震を想定した避難訓練を行いました。体調面を考慮して体育館への避難としました。

2011年3月11日14時46分、体育館集合完了のほぼ同時刻に「東日本大震災」の大きな揺れがありました。そこから、「釜石の軌跡」の話と、避難所となった釜石小学校体育館に掲げてあった「校歌」にまつわる話をしました。

釜石小学校の校長先生の話によると、被災後11日目に、避難しておられた一人の高齢の女性が、校長先生に向かって次のように言われたのだそうです。
「この学校の校歌はホントにいいですねえ!私たちの力になります!」と。
避難所になった体育館には、校歌の歌詞が掲げられていて、それを見られた女性が感動されてのことだったそうです。
その話を聞いて学校側は、23日から毎日、ラジオ体操の後に、校歌を校内放送で流すことにしたそうです。
それは、学校が避難所でなくなった8月までずっと続けられ、被災者の心の支えになったのだそうです。(インターネット記事より)

釜石小学校校歌  井上ひさし 作詞 宇野誠一郎 作曲

いきいき生きる  いきいき生きる
ひとりで立って  まっすぐ生きる
困ったときは   目をあげて
星をめあてに   まっすぐ生きる
息あるうちは   いきいき生きる

はっきり話す   はっきり話す
びくびくせずに  はっきり話す
困ったときは   あわてずに
人間について   よく考える
考えたなら    はっきり話す

しっかりつかむ  しっかりつかむ
まことの知恵を  しっかりつかむ
困ったときは   手を出して
ともだちの手を  しっかりつかむ
手と手をつないで しっかり生きる

校歌が心の支えになるんですね。本校の校歌も見直してみましょう。メニュー「学校教育目標・校歌」からご覧ください。
「知恵があるやつは知恵を出せ。力のあるやつは力を出せ。金のあるやつは金を出せ。『自分は何も出せないよ』っていうやつは元気を出せ!」
松山千春さんが当時ラジオで語った言葉も併せて紹介しました。

今週も美しいお花をありがとうございます。