合唱コンクール(3年生、開閉会式含む)を振り返ります。

3年生「春に」(歌詞の一部)
この気持ちは何だろう
この気持ちは何だろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地から足の裏を伝わって
ぼくの腹へ胸へそしてのどへ
声にならない叫びとなってこみ上げる
枝の先のふくらんだ 新芽が心をつつく
喜びだ しかし悲しみでもある
苛立ちだ しかも安らぎがある
憧れだ そして怒りが隠れている
心のダムに堰き止められ
よどみ渦巻きせめぎ合い
今あふれようとする
あの空のあの青に手をひたしたい
まだ会ったことのないすべての人と
会ってみたい話してみたい
明日と明後日が一度に来るといい
ぼくはもどかしい
地平線のかなたへと歩き続けたい
そのくせじっとしていたい
この草の上でじっとしていたい
声にならない叫びとなってこみ上げる
この気持ちは何だろう

春に抱くあこがれやわくわくした気持ちと、なんともいえないもどかしい想いがいりまじる感覚は、思春期(中学生)の揺れ動く感情と重なります。
自分の手をかざした空の向こうには、まだまだ自分の未知の世界が広がっている。私は空を通じて世界とつながっているんだ。そんなワクワク感に満ちてくる歌詞です。

おかげさまで、全校生徒が一堂に会しての「合唱コンクール」を開催することができました(一昨年は中止、昨年は学年単位での開催)。今年は「学年合唱」を復活したため、短い期間で2曲に取り組むハードなスケジュールとなりましたが、各学級・学年で「美しい合唱」を目指し、指揮者・伴奏者・パートリーダーを中心に一所懸命に取り組んだ成果が、体育館に響き、大きな感動を残しました。さすがに、3年生の合唱は「圧巻」でした。1・2年生の皆さんは、その歌声、歌う姿勢に圧倒されたのではないでしょうか。また来年、どんな合唱を創り上げることができるのか、とても楽しみです。
実行委員会の皆さんをはじめとして、生徒の皆さん、ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。 音楽科の先生をはじめ各先生方、 これまでのご指導 ありがとうございました。 また、保護者の皆さま、ご支援いただきありがとうございました。