本日5校時、2年生を対象に「人権講話」があり、CILだんない代表の美濃部裕道さん、そしてマルチスイッチ代表の木村寛子さんから講話をいただきました。

人権講話では、障害観(障害の見方、とらえ方)について、「医学モデル…障害は障害者自身の問題」と「社会モデル…障害は社会の問題」の二つの捉え方があるとお話しいただきました。そして、健常者には障害がないですか?と問いかけられました。

社会的障壁(バリア)をなくす例として、スロープを設置することで飲食店に入ることができる寸劇を披露してくださいました。そして、店員さんの態度(視線や言葉がけ)によって心が通い合う(心のバリアがなくなる)ことで、思いやりのある心・言葉の大切さを実感しました。

「だんない」は湖北・湖東地域の方言です。
この言葉には、「できなくても大丈夫」「心配しなくても大丈夫」という意味があります。
また「段(だん)が無い(ない)」、つまり敷居がなく、いつでも行き来ができる場所にしたい、そんな思いを込めています。 (CILだんないホームページより)

NPO法人の名称「だんない」に込められた「願い」を共有できたでしょうか。だんのない社会を目指し、心の段(バリア)をなくしていきましょう。今日は、美濃部さん、木村さん、ペルパーさんに来ていただき、人権について考えるよい機会となりました。お忙しい中、ありがとうございました。

また、今日からの5日間、2年生の各学級が長浜バイオ大学の「学びの実験室」で素晴らしい環境の中で高度な解剖・観察を行います。2年4組の取り組みの一部を紹介します。

バイオ大学の教授の皆様には、明日からも引き続きお世話になりますが、よろしくお願いいたします。

今週も美しいお花をありがとうございます。