本年度、生徒の読み解く力の向上のため、全校あげて「読書活動」に力を入れています。そのため、毎日「朝読書」を実施するとともに、「読書集会」を開き、おすすめの本を紹介する「ビブリオトーク」を行ってきました。

多くの生徒が本を求めて昼休みに図書館を訪れますが、少しでも身近に本を手に取ってもらえるよう、各学年フロアーに【西中文庫】として「ブックカート」を設置しました。図書館司書のおすすめ本などを置き、近くの付箋には本の紹介が貼れるようにしています。

これは、地域の皆様のご支援による「西中後援会」の学習整備事業費を活用させていただいています。また、今般長浜市教育員会あてに匿名で図書館整備に使ってほしいとご寄付をいただき、その一部を本校分として活用させていただきました。ありがとうございました。

文化庁が先日公表した「2023年度 国語に関する世論調査」によると、本を月に1冊も読まない人が6割を超えているとのことです。スマートフォンなどSNSの普及が原因と見られていて、文化庁の担当者は「読書離れを示しており、国語力の養成に影響が出かねない」と危惧されています。

地域の皆様の願いをうけた「西中文庫」の活用により、生徒の読書活動をより一層進めたいと考えています。改めて西中後援会をはじめ、関係の皆様に感謝いたします。