本日午前、本校体育館・昇降口周辺で「伝統文化学習発表会」を開催しました。3年生は、自分が選択する9つの講座に分かれて、昨年10月から毎週のように講座で学習を積み重ね、本日の発表となりました。

 伝統文化学習は、本校のもっとも特色ある教育活動で、全国に誇るべきものです。平成18年から始まった学習で、この間、地域の大きな支援のもと、子どもたちが、ふるさと長浜の歴史や文化に誇りをもち、将来の人生を歩んでいく上で精神的な拠り所となる「ふるさと感」や「郷土愛」を育めるよう、実施してきました。

9つの講座ごとに、学習発表と展示紹介が行われました。

本日は、3年生の発表に合わせて、これから講座を学ぶ2年生、そして、保護者・地域の皆様にご覧いただく機会としました。

学習成果の展示です。

閉会式では、これまで長きにわたってご指導いただいた、各講座の講師の皆様にお礼の場を設けました。講師の先生方は、西中生のため、伝統文化を身に着けた生徒に育ってほしい、そして、地域長浜に貢献できる人になってほしいという強い願いをもって、ご指導いただきました。本当にありがとうございました。

本日の発表を見てみると、箏、茶道、尺八、語り部、日本歌曲、囃子、剣舞・歌謡舞の発表、展示されている書道、伝統手芸、花道、いずれも、これまでの学びの成果を発表した素晴らしいものであったと思います。

この学習の目指す生徒像である、「礼儀作法を大切にし、礼を尽くす。型(きまりごと)を重んじ、豊かな美意識と感性をもって物事をとらえられる生徒」に近づけたのではないかと思います。この西中が、地域と一体となった開かれた学校、文化の香り高い学校になったと言えます。

3年生にとっては、この講座で学んだ精神、身についたことを、これからの生活にどのようにつなげるかが大切です。是非とも、この講座で学んだことを、次のステップに活かしてほしいと願っています

この発表会に向けてご尽力いただいた皆様、大変お世話になり、本当にありがとうございました。深くお礼申しあげます。