本日午前、3年生による今年度初めてとなる「伝統文化学習講座」を開きました。

本校は、「地域と一体となった開かれた学校、文化の香り高い気品ある学校を目指し、伝統文化のもつ高い芸術性や礼儀・作法に学ばせる。人格を高め、豊かな感性を培うとともに、ふるさとに誇りと愛着をもって地域に貢献できる生徒の育成を目指す。」という目標を掲げ、平成18年度から「伝統文化学習」に取り組んでいます。

その一つが、「伝統文化学習講座」です。講師は、すべて伝統文化について専門性を持たれている地域の方ばかりです。

現在の3年生は、2年生の10月から9つの講座から1つを選択し、原則月曜日の3校時に講座を受けています。4月は曳山祭や修学旅行などがあり、開催できていませんでした。

〇箏

〇尺八

〇囃子

〇剣舞・歌謡舞

〇茶道

〇花道・伝統手芸

〇書道

〇日本歌曲

〇語り部


この学習を通して目指す生徒像として、
①礼儀作法を大切にし、人に対して礼を尽くせる生徒
②型(決まりごと)を重んじ、豊かな美意識と感性をもって物事をとらえられる生徒
③技芸を磨く中で高い集中力と忍耐力を維持し、自ら目標を達成したり課題解決したりできる生徒
④地域の伝統を大切にし、将来にわたって伝統文化の発展や社会貢献に尽力する生徒
を目標にしています。

地域の大きな支援のもと、子どもたちが湖北長浜の歴史や文化に誇りをもち、将来の人生を歩んでいく上で精神的な拠り所となる「ふるさと感」や「郷土愛」を育めるよう実施しています。

今後、6月7日(金)に予定しています「伝統文化学習発表会」に向けて、残り少ない時間ですが学習のまとめをしていく予定です。